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犬とハーブ(3)お腹のガスを追い出すハーブと薬膳の意外な共通点。
2014 / 02 / 27 ( Thu )
○○さん、こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。


6/22に我が家に盲導犬パピーのイエローラブの女の子がやってきました。

↓   ↓

●盲導犬パピー委託式
http://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&406m1


名前はニコ(Nico)。


初日はしおらしい感じでしたが
だんだんパピーの本領発揮でいたずらをし、家具を噛んで叱られ
先輩犬:黒ラブのぐりにちょっかいを出し「ウ~」と威嚇され…。



顔も時々かなりきかない感じの表情を見せるので
案外気の強い犬なのかもしれません…。



とりあえずトイレトレーニング時以外は、勝手に遊んでるか
床でごろごろ寝ているかなので
今のところあまり手がかからないですね。









さて、先日よりこのメルマガでは「犬とハーブ」をテーマに取り上げています。


↓   ↓

●犬にハーブ(2):犬にハーブってどうやって与えるの?どこで入手すればいい?
http://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&406m2



前回のメルマガでは、「フレッシュハーブを自宅で栽培」する方法について
ご紹介しました。


時期的にも気温が高い今は、ハーブ栽培も容易です。



ホームセンターで苗が手軽に入手できるので
小さなポットやプランターなどでキッチンでも手頃で栽培できますし
自家栽培だと、いつでも新鮮なハーブを使うことができます。



その中でも、「ペパーミント」は身近で育てやすいハーブなので
ご紹介をさせていただきました。



そのメールマガジンをお読みいただき
ご感想をお寄せくださった方がいらっしゃいましたので
紹介させていただきますね。




------------------------------------------------------------------

初めまして。
毎回、とても参考にさせて頂いています。
ありがとうございます。



ペパーミントにはお腹にガスをたまりにくくする作用があるとのこと。
ちょっとドキッとしました!


我が家にはシェパードが三頭いるのですが、
以前飼っていたシェパードが胃拡張を起こし、
ショック死をしたことがあります。



胃拡張・・つまりお腹にガスがたまる・・。



もちろん、胃拡張や胃捻転になるのはその子の体質にも関係しますが、
特にシェパードにはリスクが多いです。


でももしかしたらペパーミントが
少しでもそのリスクを減らしてくれるかもしれない
と思いました。早速買いに行ってきます!


(ジプシーさん)



------------------------------------------------------------------


ジプシーさん、メールありがとうございます。



胃拡張や胃捻転は、おっしゃる通りその子のもともとの体質によるケースも
多いです。


胃にもともと問題を抱えていて、
ガスを溜めやすいケースなど様々ですが、



飼い主さんがこうした予備知識を持たれた上で
普段から気をつけてあげることが、
愛犬の健康サポートにつながると私は考えています。


そのためのこのメールマガジンがお役に立てれば幸いです。





さて、前回のメールの最後にも書かせていただきましたが
今回はこの


「お腹の張りやガスを伴う体質を薬膳ではどう考えるか?」



と言うテーマも絡めてお話を続けて行こうと思います。






「ハーブの話と薬膳、どうつながるの?」


そんな風に感じる方もいらっしゃると思いますが
西洋にハーブがあるならば
薬膳でも「食材としても使えるし、生薬にもなる植物や食べ物」と言うカテゴリが存在します。



色々比べてみると、
この2つには意外と共通点が多いのも面白いところです。






薬膳のベースになっている中国伝統医学(以下、中医学)では
様々な考え方で「その人や動物の体質」を考えますが
その中の一つに


「気」「血」「水」



という生理・代謝機能から考える「体質分類」があります。



そのうちのひとつ「気滞(きたい)」という体質は
ざっくり言うと精神的なストレスを溜めてイライラしがちの人や犬が
傾きやすい体質だと考えられています。



そしてこの「気滞」体質に体が傾いているときの「特徴的な症状」として



「張りを伴う不快感や痛み」



が、挙げられます。




お腹が「張る」と言う不快感もその一つで
常にお腹が張ってガスが溜まっている感じがする、
げっぷやおならがよく出る、ということが訴えるケースが多いのも特徴です。



そのため、薬膳では「気の滞りを解消して、めぐりを良くする」食材をチョイスして
普段の食事の中に取り入れていきましょう、と言う風に考えます。




「気」というのは「生理・代謝機能全般」と言う風に考えると
理解がしやすいと思います。




つまり「気滞」の状態というのは
こうした「生理・代謝機能」がスムーズに行っていない状態ですね。




ストレスが関係している場合もありますし、
体の代謝機能全般が低下してしまい、
それで「何となくスッキリしない、調子が悪い」という状態の場合もあります。




そこで「薬膳」ではこうした場合、
以下のような食材をチョイスします。



●すーっとした香味があるもの

●内臓そのものを温めて動きを活発にするのを助けるもの




そしてこの「すーっとした香味のあるもの」の代表として



「シソ」



がよく使われます。



「シソ」と「ペパーミント」は同じ「シソ科」に属する植物ですし
独特の「すーっ」と鼻が通るような独特の香りを持つところも同じです。



香りの刺激は脳の「大脳辺縁系」という
感情などの”原始的な働き”をつかさどるところに直接入っていきますから




「すーっ」



とした香りを「心地よい」と感じることで
ストレスケアにも役立ちます。





また直接胃腸を刺激して、動きを健康な状態に近づけるのを助けてくれる成分を持つのも
「シソ」「ペパーミント」共通の特徴です。



そのため、「気滞」のケアに薬膳では「シソ」をよく用いることを知っていた私は
「ペパーミント」に胃腸の調整作用や吐き気を抑える作用、
余分なお腹のガスの排泄を助ける「駆風作用」があることを知ったとき




「あ、同じシソ科の植物だから、やっぱり働きも似ているんだね~」




と、とても興味深いと感じました。






いかがでしょうか?



ペパーミントを刻んで食事に混ぜてあげる、と言った方法で



「すーっといい香り」



を楽しませてあげる。




そして「直接胃腸に働きかけて元気にしてくれる成分」食べることで取りれる。





ペパーミントの葉を摘んで、お湯をかけて抽出することで
ペパーミントティーを作ることができますから
こちらはぜひ、飼い主さんの楽しみとしても。




犬と一緒に「ペパーミント」を楽しんでみてくださいね。




次号では過去にもご紹介して反響の大きかった「ジャーマン・カモミール」についても
お話しします。


不安や過度の緊張で起こる消化器系の不調には
とても向いているハーブなので
デリケートな性格の犬のケアにもお勧めです。








本日は以上です。





ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子




(終)




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