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犬だって「休肝日」。肝臓ケアの食事をどう考える?
2013 / 03 / 25 ( Mon )
こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。





メールいただきましたー。


↓   ↓




>諸橋さん、いつもありがとうございますヾ(@⌒ー⌒@)ノ毎回楽しく拝見させていただいてます!
>なるほど!と思うコトばかりで、たくさんの気づきをいただいています♪( ´▽`)
>動物たちのことを、すごく大切に思ってる様子が伝わってきて、安心します。
>魅力的な講座やワークショップを受けて見たい気持ちはあるんですが、
>沖縄からなのでなかなか簡単に北海道まで受けに行くことができないのがすごく残念です(#^.^#)
そのこともあって、メールでいろいろと教えていただけるのは本当にありがたい限りです!
>これからもよろしくお願いします!楽しみにしています♪



ミカさんよりいただきましたー。
ミカさん、ありがとうございます!


講座については現在「福岡でやって欲しい」「東京はもうやらないのですか?」といったご要望を
多数頂戴しています。
可能な限り全国のいろいろな地域におじゃまして
メールをお読みいただいている皆様に直接お会いして
ご質問等にはお答えしていく機会を2013年にはさらにたくさん作りたいと考えておりますー。



メールでも可能な限り、お役に立つ情報配信につとめていきますので
もし「こういうことを知りたい」ということがありましたら
メールフォームよりお送りくださいね。





今後、直接みなさんとお会いしてご質問などにお答えさせていただく機会としては、
2012年はあと3回セミナーをやります。


スケジュールは下記の通り。




●2012年9月23日「ペットのための東洋医学基礎講座」



●2012年11月11日「ペット食育入門講座」



●2012年12月8~9日「ペット食育士2級認定講座」




いずれも札幌ですが、参加可能な方はスケジュールを空けておいてください。


2012年11月11日「ペット食育入門講座」の募集については
本日18時の「ぐり通信:号外」でお知らせいたします。












さて、ここから本題です。
「肝臓」についてのお話を引き続きしていきます。



昨日は「肝臓の働き」と「何故、肝臓の数値は上がるのか?」についてお話ししました。

↓    ↓


●「肝臓ケア」を考える前に、「肝臓」そのものを知りましょう。
http://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&279m1




「肝臓は様々な生体反応を行う臓器で、その反応には”酵素”が欠かせない。
 だから”酵素”の原料となるたんぱく質をしっかり摂取しましょう」



というのが1つ目のポイントとなります。



今日はさらに、「肝臓」の働きにより深くスポットを当てて考えていきます。


肝臓の働きは以下の通り。





●胆汁の生成

●栄養の貯蔵と加工

●解毒作用

●生体防御作用

●血液凝固作用物質の産生

●造血の調整と血液量の調整





はじめに「胆汁の生成」について考えていくことにします。




胆汁は肝細胞で作られて、十二指腸へ排出されます。




胆汁に消化酵素は含まれませんが、脂肪の消化吸収をはじめ、
脂溶性ビタミンや鉄、カルシウムの吸収に欠かせない
「胆汁酸」が含まれています。






次に「栄養の貯蔵と加工」ですが
肝臓は送られてきた栄養素を貯蔵したり、自分の体に合った形に加工、再合成して
必要に応じて血液に乗せて全身に送り出してくれる働きをしています。





「解毒作用」はその名のとおり、体内へ取り込まれた様々な有害物質を分解・抱合などによって
無毒化して、胆汁や尿と一緒に排泄することです。





…。





「諸橋さん、何のことやら難しくてさっぱり難しくてわかりません。
 この働きが食事が何と関係があるんですか!」




はい!噛み砕いて今からお話しします!(笑)




「胆汁の生成」
「栄養の貯蔵と加工」
「解毒作用」




この3つは食事と大きな関わりがあります。



食事を通して消化吸収された栄養は、肝臓の働きと深いかかわりがあることが
これまでの説明で何となくイメージしていただけたことと思います。



「胆汁」は脂肪やその他の栄養素を吸収するのに大切な働きをしていますし
吸収された栄養を「貯蔵・加工」するのも肝臓の仕事です。



また、消化吸収したものの中には、そのまま血液に乗せて全身にまわすには
好ましくないものも含まれます。
食物に含まれる添加物や薬品などをある程度摂取しても私たちが平気でいられるのは
肝臓がしっかりと「解毒」を行い、体外に速やかに排泄する仕組みが
働いているからです。





つまり、言い換えると「食事をすることは、結果的に消化吸収や加工、
解毒などで肝臓の仕事が増える」ということです。





それであれば…。




肝臓ケアを考えた場合「休肝日」を作る、というのもひとつの方法です。



消化吸収に伴う、肝臓の一連の業務をお休みさせてあげる日、ということですね。




「え、休肝日って、絶食するんですか???」




絶食の場合、犬から文句が出ると思います(笑)




「何故今日はご飯がないんだよう!わんわん!」



といわれるかどうかはわかりませんが、




「何故今日はごはんがないのでしょう?」




とお腹を空かせた犬にストーカーのように付きまとわれて
飼い主さんが辟易する、という自体は十分起こり得るでしょう。





結論から言うと、絶食する必要はありません。
その代わり、食事量を減らす、という方法で肝臓を休ませて上げる日を作ってみてください。



少ない食事量でも満足できるよう、おいしいダシ汁をたっぷり使った「おじや」などは
休肝日メニューにはお勧めですし
くず粉などでとろみをつけて、ボリュームUPするのもひとつの手です。








完全に余談ですが
我が家のぐりが手作り食に移行した理由のひとつはぐりが「小肝症」という
肝臓のサイズが通常の1/2程度である、というのがわかったというのがあります。




「小肝症」と名前は付いていますが、本人はいたって元気。
年に1度の血液検査でも(完全にフィラリア検査の際のついでですが項目数だけは多い)
とくに病気や経過観察が必要といったことを言われることもなく
すごしています。



「小肝症」で調べると色々な情報が出てきますが
病気につながるケースもあれば、小さいサイズの肝臓でも元気でいる子もたくさんいるわけです。




獣医さんにも



「肝臓が小さいから短命だとか、そういうことはないです。
 元気で暮らしている子はいっぱいいるし1/2サイズでも、要はちゃんと働けば問題ないわけですから」


という風に言ってもらっていたので



「あー、そうか。1/2でもちゃんと働けはいいわけだしね」



と妙に納得したのを今でも覚えています。




その後、私は今日お伝えした肝臓の働きなどを勉強して
犬の食事に付いて学び、今に至るわけですが




「手作り食であれば、保存料や着色料、香料といった余分なものは極力省けるわけだから
 ぐりの小さい肝臓に解毒で余計な負荷をかけないためにも
 手作り食で行こう」




と思った次第です。




まあ、犬だって現代社会に生きているわけですから
普段口にする食材は、いくら手作り食とはいえ、
多少は農薬を使った畑で取れた野菜も口にするだろうし
人間用の食肉だって、動物の飼料の中には多少の抗生物質くらいは入っているでしょう。



でも、その程度であれば、自力で出せる程度の体の能力はあるだろし
こだわりすぎても私の性格では続かないだろう、というのが私のケースの判断です。



おおらかに、時にはてきとうに、でも基本は押さえつつ、楽しみながら。




肝臓ケア、というテーマで食材を選ぶのも
楽しいものですしね。





「肝臓ケアの食材選びってどんなのですか?
 具体的にお勧めの食材があれば知りたいです!」



そんなお声もいくつか頂戴していますので
これについては次号のメールで引き続きお話ししていきますね。





本日は以上です。
またメールさせていただきますね。




ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)






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