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犬にトマトは加熱?それとも生?を化学する!
2013 / 03 / 04 ( Mon )
こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。



先日から「犬とトマト」をテーマに取り上げています。


○前回のメルマガ記事はこちら。

↓    ↓

http://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&263m1



ちなみに前回のメルマガ記事に対しては
このようなご感想メールを頂戴しています。




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おはようございます。
昨日の「トマチン」、とても内容が濃く、勉強になりました。
きちんとデータで出ていると、理解しやすいですね。「これ位なら、大丈夫だろう」って。
昨日のデータを早速ノートに書写しましたよ。
そしたら、過去の参考にすべき箇所も書写しておくべきだ、と思い、
新しいノートに、綺麗に書写す事にしました。(殴り書きみたいな文字で書いてました(・_・;))

by網田さん
--------------------------------------------------------------------------------


網田さん、いつもありがとうございます。



ノートまで取っていただき感激です♪




今日も引き続きみっちみちの濃い目の内容で詰め込んで行こうと思います(笑)








さて、





「トマトは生はだめです。ゆでたものならOK。
  この考えって間違いですか?」






このように投げかけれた疑問に対し、
前回は「トマトそのものの毒性の有無」と言う視点でお話をしました。




結論としては、完熟した果実を食べる分には植物が身を守るために
その中に含む微量の「アルカロイド類」は健康な犬および人間に対しては
影響を及ぼさないということも、お話ししましたね。







で、ここからが本題です。




「トマトは生はだめです。ゆでたものならOK。
  この考えって間違いですか?」









残念ながらこの疑問の投げかけでは


「何故茹でたものであればOKで、生はだめなのか?」


について言及がありませんでした。





ちなみに、前回のメールでお話した「トマチン」ですが
加熱しても毒性は消えません。



ジャガイモに入ってる「ソラニン」もそうですが
こうした「アルカロイド類」って、基本的に単純に加熱調理しただけでは
毒性を失わないものが多いです。



年に1度くらいは「学校で収穫したジャガイモを茹でて食べて集団の腹痛が起こった」
なんてニュースを見かけますが
あれはソラニンを含む個所の除去が不十分なまま
煮たり焼いたりして食べたケースがほとんどです。




「加熱してもトマチンやソラニンの持つアルカロイド毒性は消えない」








ここがまず本日1つめのポイントです。




私自身、「加熱がOKで生がだめな理由」を時間をかけてリサーチをしましたが
明確な理由、というものがヒットしませんでした。





一方で




「加熱しましょう」



と加熱そのものを勧める情報はたくさんあります。




その理由をこれからお話ししますが、おそらくこれについては
○○さんも「なるほど~」と納得できる内容だと思います。






「何故トマトは加熱した方が良い」




という説があるのか?








トマトのことはトマトのプロに聞け!ということで
今日は「トマトと言えばカゴメ!」のカゴメ株式会社さんのサイトから
興味深いデータを引用させていただきます。



またちょっと難しい言葉も出てきますが



「情報を読み解く頭の筋肉を鍛えるエクササイズ!!」



と思ってぜひ今回も、ざっくりでいいので読んでみてください。



↓    ↓



-----------------------------------------------------------------------


トマトの加熱調理により、リコピンの体内への吸収・蓄積が増加することを確認



カゴメ株式会社総合研究所(栃木県那須塩原市)は、動物試験において、
トマトを加熱調理することにより、
リコピンの体内への吸収・蓄積が増加することを明らかにしました。



トマトの加熱調理やトマト加工品の利用により、リコピンの効率的な摂取が期待されます。
なお、本研究内容は日本食品科学工学会第58回(2011年)大会
(9月9日~9月11日、東北大学)において発表致しました。





■カゴメ研究者のコメント

トマトに含まれる赤い色素であるリコピンは、
活性酸素を消去する抗酸化作用などを有することが明らかになっています。


リコピンは体内に吸収されにくく、
油や牛乳と一緒に摂取することで吸収が向上することが知られています。


今回の研究では、トマトを加熱することで
リコピンが体内へ吸収・蓄積されやすくなることがわかりました。


これは、加熱によりトマトの細胞が壊されてリコピンが細胞の外に取り出され、
リコピンの構造が体内に吸収されやすい形(トランス体からシス体)に変化することによるためと考えられます。


トマトに含まれるリコピンを効率的に吸収・蓄積するために、
トマトの加熱調理やトマト加工品の利用をお勧めします。





■研究の背景

リコピンは体内へ吸収されにくいことが知られていますが、
体内に効率的に吸収・蓄積されることで、より一層の疾病の予防や老化の遅延が期待できます。
リコピンが吸収されにくい理由のひとつがリコピンの構造にあると考え、実験を行いました。


トマトに含まれるリコピンは、調理などで与えられる熱には強く、
すぐには分解されませんが構造が変化(トランス体からシス体へ変化)することが知られています。
本研究では、加熱状態でリコピンの構造変化(トランス体からシス体への変化)の
比率が異なる飼料をスナネズミに7日間投与して、吸収・蓄積量を比較しました。



■研究概要

≪目的≫
リコピンの構造変化(トランス体とシス体への変化)の違いが、
リコピンの吸収・蓄積に与える影響を調べることを目的としました。

≪内容≫

餌のリコピンの構造比率(トランス体とシス体の比率)が異なる飼料を調製しました。
飼料は、加熱調理していない低シス群(シス体リコピン濃度0.08mg/100g)と
加熱調理した高シス群(同0.52mg/100g)に分類しました。


どちらの飼料も総リコピン含量は1mg/100gでした。
これらの飼料を、スナネズミ(雄、8週齢、各群7匹)に投与し、
投与開始後3、7日目に解剖し、肝臓中のリコピン濃度を測定しました。
肝臓中のリコピン濃度を比較したところ、高シス群は低シス群に比べ、
3日目、7日目のいずれも有意に高い値を示しました。
これより、トマトの加熱調理により、リコピンは効率的に吸収・蓄積することが示唆されました。



■カゴメ株式会社ニュースリリースより引用:
http://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&263m3


-----------------------------------------------------------------------



ざっくりいうと、トマト内に含まれる「リコピン」という物質は
高い抗酸化力を発揮し、免疫力UPやガンの抑制、老化防止に役立つとして
注目されている、という背景があります。




そのリコピンの吸収率が「加熱すること」でUPした!という
ネズミによる実験結果が出ましたよ、
だからトマトは加熱して食べたら「リコピン」の吸収率がUPするのでお勧めです!




と、要約するとこんな感じです。





ちなみにネズミでの研究なので、犬についてはどうか?というのは
実のところまだよくわかっていない、と言うのが現状です。
(犬で実験した信用に足るデータがまだ無い、ということです。
 ネズミでの実験のように解剖が伴う実験であれば、
 実験そのものをしてほしく無いですしね^^;)







いかがでしょうか?





これまで○○さんには、トマトに関する様々な情報をお伝えしてきました。



ここまでお読みいただき、○○さんご自身はトマトに対して
どのようにお考えになりましたか?



「トマトは加熱することで体にいい『リコピン』の吸収率が高まるんですね!
 だったらうちの犬には熱を通して食べさせてみようかなあ」


「でも、生の採れたてのトマトもうちの犬は好きだから
 完熟トマトをいつもの食事のメニューに適度に加えるものいいよね~」



と言う風に、○○さんご自身の状況やわんちゃんの好みに合わせて
自由に選択してあげられる、と言う風に気楽に考えていただければOKです。




こんな風に「きちんと何故○○と言われているか?」という理由を知って
自信を持って判断できるようになるのと、
漠然と「○○はいけないって聞いた…本当かな」と不安を抱えたまま
ネットの記事を次から次へと検索して


「この人はいいって言ってるけど、こっちの人はだめって言ってる!
 一体どっちが本当なの~~~~???}


と頭を抱えるのとでは、大きな差があるのは
もう歴然ですよね?





私自身が常に、



「情報を鵜呑みにするのは危険ですよ?
 まずは”何故そういう風に言われているのか”という理由の部分に目を向けませんか?」




とこのメルマガでお伝えするのは
そのためです。



私は犬の食事について「本来悩まなくても良いポイント」で
○○さんに悩んでいただきたくはありませんし、
楽しく犬の食事と向き合っていただきたいと考えています。




メルマガでの情報配信以外に、今後は各地でのセミナーにも力を入れて行きますので
今後もこのメルマガとOffice Guriを応援してくださいね!





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↓    ↓

http://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&263m4





次号ではトマトについてのもう一つのお話:



「トマトと犬の関節炎」



について、詳しくお話をしていきますね。







本日は以上です。





ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)






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